若手ナースの声　I.R

若手ナースの声

出身校	日本保健医療大学
入職	2016年
所属	みさと健和病院 ６階西病棟
コース	公衆衛生看護（保健師）

I.Rさん

日々の業務で感じること

健和会を選んだ理由をおしえて下さい。

祖父母が、みさと健和病院やみさと団地診療所にかかっていました。「あそこは良いよ。」と話していました。地域に根づいていて、優しそうな良さそうな病院といったイメージを勝手に持っていました。（笑）いろいろ調べたら健和会には看護学生室というのがあって、よくわからないですが、そういうのがある病院って少ないかなと思って。学生に対しても学習会や交流会など丁寧に関わってくれて、たぶん卒業後でも同じように丁寧に教育してくれるのではないかと思いました。あと、お給料も他と比べて悪くないし、（笑）家からも近いので、負担も少なくより仕事に専念できるかな思って健和会を選びました。学生時代から健和会に関わっていきたかったので、奨学金も借りることにしました。

公衆衛生看護コースを選んだ理由は？

せっかくとった資格を活かしたいと思いました。漠然とですが、最初は看護師として働いてゆくゆくは産業保健もいいなと思いました。保健師の資格を活かせる場所が少ないので、健和会に公衆衛生看護コースがあるのも、健和会に決めた理由です。

病棟の雰囲気はどうですか？

すごく良いです！職場に恵まれていると思います。困った時や手が空いた時、みんなで助けあいます。助けられることがとても多いです。病棟にはチームがあるのですが、垣根なく助けあっています。先輩は優しいし、とても熱心に丁寧に教えてくれます。１年生に対しての優しさだけでなく、病棟全体が優しいです。師長さんがとても良い方です。申し訳ないくらい働いています。（笑）病棟全体の雰囲気が良い理由はそこにもありそうです。（笑）
夜勤の自立までは、受け持つ患者さんの数も多いので、把握しきれないとかの困難もありました。そこを乗り越えていく一番の力は先輩たちでした。わからないことは聞くようにしていました。忘れてしまった時は確認したり、とにかく聞きました。とても助けられました。
必死で何とかやっていますが、患者さんとの関わりが良く、楽しいです。毎日が充実しています。

新人研修はどうでしたか？

講義・デモ・実践と、３重４重にわかりやすく学べます。少人数のグループに１人の指導者さんがつきます。現場の方に教わるので、実践的なことをしっかり学べました。このような研修がなかったら…と思うと、まず今の様にはできないなと思います。とても良い研修です！
集合研修の１ヶ月はとても楽しかったです。この研修期間で同期とも仲良くなりました。学生時代の奨学生でも顔見知り程度だった人とも良く話すようになりました。人となりがよくわかるようになりました。この研修がずっと続いてくれるといいなあと思ったくらいです。（笑）
同じ病棟の同期は3人ですが、ちょうど良い関係かなと思います。励ましあいながらがんばっています。例えば、同期がいなかったらと思うと…、やっぱりいたほうが良いです。いくら先輩も話しやすいとはいえ、同期は話しやすいし、気を遣わないですね。（笑）うちはグチを言いたくなるような先輩はいないです！

最近の心に残ったエピソードは？

自分が夜勤の時に亡くなられることも多いのですが、先日、長いスパンで看てきた患者さんが亡くなりました。急性期での看取りは少ないのですが、病棟全体で看てきたので、残念ではありましたが病棟全体でやりとげた感がありました。静かな環境をつくったり窓が見えるところにしたり、指差し表を作ったり、患者さんのことをみんなで考えてきました。ご本人が話せていた頃や、その後のご家族からも「ありがとう」と感謝されました。

今の目標をおしえて下さい。

チームが分かれているのですが、どうしても患者さんのことが断片的になってしまいます。
その日のその人しか見えていないところもあるので、経過を知るというのと、全人的にみることがなかなかできていないので課題です。
申し送りの時、できるだけ自分以外のところの申し送りも気にするようにしています。患者さんの全体をみて、患者さんの把握をしていくこと。全体を見渡すこと。今、事例にも取り組んでいるのですが、やりながらとても感じているところでもあります。

看護学生のみなさんへのメッセージをお願いします。

個人的には、今もたくさん覚えることなどあって日々たいへんではありますが、学生時代の実習のほうがもっとたいへんでした。（笑）
今が一番辛いと思いますが、ここを乗り越えれば、資格をとって看護師として働ける職場は楽しいです！今をがんばってほしいです！