キャリアアップストーリー 上村日和
小学生の頃、祖母が自宅で倒れてしまい救急隊が蘇生している姿を見て、何も出来ない自分にわだかまりが残りました。また、看護師になりたかった母の勧めもあり看護師を目指そうと思いました。
地域密着型の病院を探し、健和会を知りました。病院説明会時の病院の雰囲気がとても良かった事と、患者さんと職員が近い距離にある印象を受け入職を決めました。
入職して6年目頃より、このままの知識で働いていて良いのか?一通りの業務をこなせるようになってきたが、看護師としてスキルアップをした方が良いのでは?と思うようになり始めました。この頃、ストーマケアに難渋していた患者さんがいましたが、皮膚・排泄ケア認定看護師(以下、WOCと称す)が長い期間、介入してくれたお陰で患者さんがストーマケアを受容してくれました。また、退院後もWOCを信頼し、頼っている関係を知りとても尊敬しました。私も、外科病棟で培ってきた経験を生かし、WOCを目指したいと思いました。師長の薦めもあり、認定看護師教育課程へ通う事ができました。休職し、奨学金を利用させてもらいながら、通学できたことに感謝しています。
みさと健和病院・クリニックでは、2人目のWOCとして、求められている部分があります。組織のスタッフとして今後は、褥瘡ハイリスク加算を取得していきたいです。また、学校で吸収できた事を患者さんに還元し、スタッフが困っていたら一緒に考えて解決できるよう寄り添っていきたいと思います。
6月に合格が決まり、正直なところまだ、自覚がありません。しかし、私に出来ることを精一杯努力し、頑張っていきます。