ナースの見聞録｜【２月】看護学校合格者体験を行いました★

2月3日（土）、2月１７日（土）柳原病院にて看護学校合格者限定看護体験を行いました！ 

この合格者体験は、看護学校へ無事合格し来春から晴れて看護学生となる、現在高校3年生の方を対象に行っているものです☆

今回は
２月３日に１名、２月１７日に４名の高校3年生が参加し様々な体験を行いました。

２月３日開催の合格者体験では手術室体験が行なわれました。
手術を受ける患者さんと同じように、手術台に横になってみて患者さんの気持ちを体験してみたり、手術室のライトを実際に動かしてみたりして、事例をいくつか挙げながら手術の際の適切なライトの当て方を教えてもらいました。

手術室のライトは術野（手術する部位、場所）を見えやすくする為に照射される物なので、アームをいろんな方向や高さに動かせるようになっており、焦点を拡大させたり縮小させたりする事で調節できるようになっています。
また、手術室には手術の際に使用する輸液などを患者さんの体内に注入する場合に適した温度にするための加温器が設置されているということを教えてもらいました。

次に、２月１７日開催の合格者体験では病棟シャドーイング体験を行ないました。
柳原病院３階病棟、４階病棟に参加者が２名ずつ分かれ、各病棟で看護師さんが実際に日々行なっているお仕事の様子を見学しました。

点滴を入れる際に気を付けること、酸素マスクを装着する際に気を付けること。
ほんの少しの心がけや気遣いが患者さんの安楽やより良い看護につながることを知ることができました。

また、患者さんの体調や病状に合わせた献立の病院食が配膳されているということを知りました。
配膳用のワゴンの中を見せてもらいましたが、きざみ食やミキサー食をはじめ、患者さんがより食べやすく、より美味しく食べられるようにと、工夫と心遣いのある病院食がたくさん載せられていました。

さらに、２月１７日合格者体験の午後には、奨学生の皆さんと合流して手浴・足浴ついて学びました。

患者役、看護師役を参加者全員が体験しました。
手足を洗うときのポイントや患者さんの手足をお湯につけるときの声かけの仕方や、ビニール袋を使ったボディーソープの泡の立て方などを現役の看護学生である奨学生の皆さんにしっかりと教えてもらえているようでした。
また、真剣に学習に取り組みつつも、とても和気あいあいとした雰囲気で楽しく学べている様子が印象的でした♪

高校生の皆さんは看護学校の先取り体験ができてよかったです。
いつか患者さんの介助をするときにきっと役に立つでしょう！
また、現役の看護学生から様々な看護学校の情報も聞けたようです☆

健和会ではこの時期、看護学校へ合格した方を対象に特別プログラムの看護体験を行なっています。

来月３月１７日（土）には合格者お祝い会の開催を企画しています。
現役の看護学生との交流会も兼ねているので、看護学生の実態やどんな勉強、研修があるのか、看護学校への入学前に「看護学校」を知る良い機会だと思いますよ★

詳細・参加希望は、048-955-9548(看護学生室)までお問い合わせください♪