7月27日から8月23日までの間で全8回夏の高校生オンライン看護体験を実施しました。
全日程で191名の方に参加していただきました。
たくさんのご参加ありがとうございました!
第1部では、「看護師になるためには」「看護の話」をしました。
内容としましては、看護師の仕事、大学と専門学校の違い、看護学校選びのポイント、国家試験の話などをしました。また、事前に参加者の方からいただいた質問にもお答えしました。第2部では、特別企画「保清 ~看護と清潔ケア~」をお話しました。保清の具体的な内容は以下でご紹介します!
保清とは、“身体の清潔を保つ”ということです。しかし、看護での保清の意味はそれだけではありません。患者さんの中には、身体の傷や身体的な障害によって身体を清潔に保てない方がいます。
そこで、看護では、温かくしたタオルで身体を拭く、”清拭”を行っています。
清拭には、たくさんの効果があります。身体が温まり、血行が促進されるだけでなく、お腹周りを「の」の字で拭くことで便秘の改善にもつながります。そして最大の効果は、患者さんの心を癒せるということです。今まで、あまり話せず、塞ぎがちだった患者さんが清拭を介して会話をするようになり、気持ちが明るく前向きになったり、以前より食欲が増進するという事例が数多くあります。このように保清はただ身体を清潔にするだけではなく、手を用いた看護を通して、心のケアをおこなうことが出来るのです。
企画では、参加者の皆さんに保清を体験していただきました。こちらで、清拭タオルの作り方や拭く順番を説明し、腕や足、背中などをタオルを使って実際に拭いていただきました。皆さん清拭タオルを上手に作っていただき、とても熱心に動作を真似して清拭を行っていただいてました。
「看護師になるためには」「看護の話」
一部抜粋
☆実際の看護師さんが働いているタイムスケジュールや、訪問看護について詳しく説明してくださったので、大変勉強になりました。
☆自分で思っていた看護師とは違くて、働いている人の直接の声が聞けたことがとても良い経験になりました。知らないことがたくさんあったので今日学んだことをこれからに活かしたいと考えました。
☆看護師や看護学生の実際の一日のスケジュールを細かく知ることができてよかったです。 また、看護師さんのやりがいを直接聞くのは初めてだったので、やりがいを聞いて、より看護師を目指したいと思いました。
☆看護師の仕事はただ病気や体のことだけをケアしているわけではなく、患者さんとのコミュニケーションで気持ちを楽にさせたり、季節などを伝えて体温管理を促したりするのだと知りました。
「保清」~看護と清潔ケア~
一部抜粋
☆実際に体験して学ぶことが出来たので良かったです。
☆体の健康を守るだけでなく、患者さんの心を癒し、心の健康にも繋がると分かって、深いなと感じました。また、患者さんとのコミュニケーションは、やはりとても重要になってくるようなので、コミュニケーション力というのもとても大事だなと感じました。
☆患者さんの実例をふまえて自身で考えられたのがすごくよかった。普段は何気なくおこなっている入浴の意味について考えさせられた。
次の高校生看護体験は、
10月1日(土)都民の日高校生看護体験をオンラインで開催予定です。
内容は第1部では、「看護師になるためには」「看護師の役割」「看護師という仕事」などについてお話します。第2部では、特別企画として「看護における環境整備」を用意しています。お楽しみに!!
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