昨年からの新型コロナウイルス感染症の影響で実際に職場に入って体験する看護体験が中止となり、かわりにWEB会議システムZoomを利用したオンラインでの看護体験を行ってきました。今回は夏に開催された看護体験の内容を少しご紹介します
はじめに看護学生室担当看護師長の本村さんからはそもそも看護師の仕事は保助看法に規定されている2つの仕事に分けられていること、一口に看護師と言っても働く場所はたくさんあり、その場所によって仕事の内容も変わってくること。看護職の中でも保健師・助産師・看護師があり、それぞれの仕事の内容や資格の取得方法など話してくれました。また、看護師になるためには大学や専門学校など様々なルートがあり、それぞれの特徴と違い、学校選びのポイント、看護学校卒業後の国家試験の話や看護学校でのカリキュラム・実習・学生生活の話などご自身の経験も踏まえていろいろな話を聴く事ができました
実際の1年目の看護師の研修の話や病棟の日勤看護師・夜勤看護師の1日の仕事の流れ、自宅で療養している患者さんのお宅へ訪問しケアをする訪問看護師の1日の仕事の流れなど写真を見ながらわかりやすく説明してくれました。最後には看護師になるための重要なポイントなども話してくれました
次は現在、病棟で働いている看護師長さんからは自分が看護師を目指したきっかけや看護の仕事のやりがいや大変な事など話してくれました。心に残った事例の話では、最近の事例で「呼吸苦で入院後に急激に悪くなって人工呼吸器装着となった患者さんの話で、その患者さんがだんだんと具合が悪くなってしまい、食べ物も飲み物も口から摂取することができない状況になってしまった。そうなる前に患者さんから「美味しいものが食べたい」と話を聴いていたので最期を迎える前に患者さんの希望に応えてあげようと、レモンシロップを含ませた綿棒で口を拭ってあげることにしました。そうしたら患者さんがすごく嬉しそうな顔をして喜んでもらえました。結局その日の夕方には亡くなってしまいましたが、看護師全員があきらめないで最期に患者さんの希望に応えてあげることができたという事例を話してくれました
その2 へつづく
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