スリーエルを開催しました

健和会には『看護奨学金制度』があります。奨学生達は毎月1回開催する学習・交流会で親睦を深めながら同じ目標に向かって学んでいます。今回は年に1度開催される
奨学生の学習・交流会スリーエルをご紹介します。健和会は『全日本民主医療機関連合会』という「無差別・平等の医療と福祉の実現をめざす」全国組織に所属しています。この組織に所属する東京の8つの法人の看護奨学生の学習・交流会が
“Let`s　Learn　of　Life”　通称LLL（スリーエル）です。
毎年130名程の学生の中から実行委員を選び、企画・立案・運営までをすべて学生が主体となって行います。例年、都内の大きな会場に一同が集まり開催しますが今年度はオンラインでの開催となりました。

今回のテーマは“安心して住み続けられるまちづくりとは”
はじめに各法人の奨学生活動の報告。その後グループに分かれアイスブレイク。
各自が“おすすめの逸品”を持って自己紹介します♪
メイン講演は健和会地域包括支援センターの保健師です。事例と活動の報告をパワーポイントで紹介してくれました。途中,講師から課題が出され4人ずつのグループに分かれてディスカッションを行いました。1年生から卒年まで経験者も未経験の学生もいるため、なかなか意見が出ないグループもありました。後半のディスカッションでは進行役の学生を中心に意見が飛び交いました。事例をもとにした学習会のため、より看護師になった時の自分を想像しながら学習できます。ディスカッションに慣れていない学生も回数を重ねるごとに積極的に意見を出せるようになります。

学校とは違った学びができるのが民医連の奨学生活動です。今回は残念ながらオンライン開催になりましたが、来年はみんなで集まれることを願って閉会となりました。