普段は病院での学習会ですが、今月はより見聞を広げるため「東京大空襲戦災資料センター」に行って来ました。第二次世界大戦から74年が経ちましたが世界では戦争がなくなっていません。当時私達の院所が多くある東京はどんな状況だったかを、センターの方の説明をうけながら戦争中焼け残った貴重な資料を見学してきました。
現在90歳で、当時もっとも被害の大きかった区のひとつ、台東区にお住まいで中学生だった小林暢夫さん。3月10日の東京大空襲があった日は強い風が吹き荒れ東京の多くの町が焼けてしまったそうです。風向きの関係でなんとか難を逃れたそうですが、空襲のあと、実際に歩いて行き慣れた場所に行かれたお話をしてくださいました。映画や書籍、テレビなどでの情報だけでは知ることのできない、当時中学生だった方が実際に見た東京の街、焼けた人・・・。当時の事をお話する事はとても辛い事だと思いますが、後世に伝えるべくお話をしてくださいました。また、お話のあとは一緒に館内を見学して説明をしてくださいました。
貴重な当時の物や文書が展示されています。
夜間空襲、砲撃の目標にされないように電灯を黒い布で覆い、灯りが漏れないようにしていた薄暗い室内を再現した展示もありました。
戦争を体験された方の多くがご高齢になっています。今回私達は、体験者の方のお話を伺える貴重な時間をいただけました。小林さんがおっしゃっていた、「被害者でもあるけれど加害者でもある」という言葉を忘れずに主権者として選挙に参加し、二度と戦争をおこさないようにしなければいけないと強く思いました。
館内をセンターの方が案内してくれます。
皆さんもぜひ訪ねてみてください。
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