7月20日(土)の奨学生会議のテーマは「看護実践と記録」で臨床看護学研究所の中山さんの講義の下、看護師の役割である「療養上の世話」「診療の補助」を改めて確認するとともに、実践した看護の記録の仕方を学習しました。
「療養上の世話」患者さんの日常生活を支援する。
治療・療養中の患者さんを支える存在。
できる限りの自立を目指した日常生活行動への支援を行うには・・・。
患者さんや家族の生活に関心を寄せ、苦痛や苦悩、心配、不安などに気づき尊厳をもって温かく接する。
患者さんの状態・状況を的確に判断し、安全安楽な看護技術を実施する。
「診療の補助」
医師の指示に基づき、専門知識をもって、安全で効果的に治療を受けられるように治療選択の相談を含め治療をサポートする。
「看護記録の留意点」
①事実のみを客観的かつ正確に記録する。
想像や憶測、自己弁護的反省文、感情的表現などは書かない。
②誤解のない表現を用いる。
根拠のない断定的な表現、あいまいな表現はしない。
③患者・家族への説明ややりとりも記録する。
誰にどのように説明し、それに対する発言・反応などを記録する。
④記録の改ざんが疑われるような修正はしない。
間違った箇所を記録から除いてはいけない。
⑤記録の途中で行を空けない。
行間を空けておくと情報を書き足す改ざんする恐れがあり無意味に空けない。
出来るようでできない客観的な記録の仕方は、正確に物事を相手に伝えるという意味では、日常生活でも大事で役にたつ事だと思います。
専門学校や大学の授業でも学習している内容ですが、看護の現場経験のある講師から具体的に説明してもらい、実際に自己の課題で記録してみる事で、学校では解りにく
く理解しきれなかった内容が理解できたとの学生の感想もありました。
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