ナースの見聞録｜奨学生企画ＬＬＬﾚﾎﾟｰﾄ♪

第２２回　東京民医連奨学生企画　ＬＬＬ
　～Let's Learn of Life～が開催されました!!

今年で２２回目の開催となった東京民医連奨学生企画ＬＬＬ（スリーエル）が開催されました。この企画は、東京民医連に加盟する８法人の看護奨学生が主体となり、実行委員を選出し企画・運営をすすめる学習企画です。
今年は５月１２日(土)四谷主婦会館プラザエフで開催され全体で１１６名、そのうち健和会からは１６名の奨学生が参加しました。

今年のﾃｰﾏは『The future of  future　これからの未来のために

～唯一の被爆国　医療者としてできること～』でした。

核兵器による唯一の被爆国で医療者を目指すものとして、被爆体験を学び、被爆された方々が生きてきたその後の人生を学び、また世界中でおこっている核廃絶の運動を学ぶ事ができました。参加した学生からは「医療者として、戦争を風化させない、繰り返させない。被爆者の話を語り継いでいく必要がある事を改めて考えることができた。」「被爆者が人と接することを嫌がり、距離をおくために家に閉じこもってしまっているという状況を初めて知り、当時も今までもずっと苦しめられ続けているという状況を知ることができた。」「戦争も核もない未来のために今日聞いた話をわたし達が次の世代に伝えていくだけでなく世界中に発信していかなければならないと実感しました。」

参加した学生それぞれが、これからの未来のために医療者として、自分が何ができるかを考える良い機会になりました。