健和会では、看護学生・医学生の合同企画を年に3回おこなっています。
この夏のとりくみは、7/16に恒例となった「熱中症予防訪問行動」をおこないました。梅雨明け前のちょうど良いタイミングで“熱中症に気をつけましょう”のよびかけができました。
今年は東京の下町、足立区にある柳原病院の地域の友の会の会員さん宅に伺いました。
友の会とは、地域の方々や患者さんたちの会で、さまざまなことに一緒にとりくみ、病院を支えてくれているかけがえのないパートナーです。
総勢30名で数名のグループとなり、81件のお宅を訪問しました。49件のお宅でお話ができ、「体調はいかがですか?」「熱中症に気をつけて下さいね~!」と、熱中症について書かれた資料やチラシなど片手に、学生・友の会メンバー・職員で伺いました。(この日は旧盆にあたる日でした。この地域の人たちは旧盆にお墓参りに行く人が多いという話もあり“お留守ばかりだったらどうしよう…。”と心配もありました。)
この柳原の地は、ドラマ「金八先生」シリーズのロケ地で有名な場所でもあり、昔ながらのお店があったり懐かしい下町の匂いがするところです。
訪問先が柳原リハビリテーション病院から一時帰宅をしている患者さん宅であったグループもあり、参加した病院の職員からも様子を聞くことができました。健和会では、地域密着の医療をだいぶ古くからはじめていますが、病院だけでなく在宅など、一連のつながりを地域の中から感じることができます。
「こまめに水分補給している。」「デイに通っていて熱中症対策は聞いて気をつけているよ。」「毎朝ラジオ体操をしている。」「エアコンは冷えるのであまりつけていないけど扇風機を使っている。」などなど、多彩な声が聞かれました。工夫して健康には気をつけている人が多かったです。
地域の方々はこの地に愛着をもって生活されています。
独居の高齢者も多くいるようでした。健和会は、病気や障がいがあっても、一人暮らしでも寝たきりになっても“住み慣れたまちでその人らしく生きていく”ことを支援しています。
「地域の特徴や、そこに暮らしている方を知ることができた。」「元気な高齢者が多かった。近くに病院や診療所があるので安心して生活できている方が多いのかもしれないと思った。」「いい医療者になってね、と温かく励ましの声かけをしてもらえて嬉しかった。」などなど、参加した学生のみなさんの感想も豊かに交流されました。
来年の夏は、みさと健和病院(埼玉県・三郷市)の地域での訪問を予定しています。
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