~東京大空襲・戦災資料センターへ行ってきました~
毎月1回、健和会の奨学生が集まって学習・交流をします。
幅広い学びで看護の視点も養っていきます。
平和と医療…。どのような関係があるのでしょうか??
今月は江東区にある“東京大空襲・戦災資料センター”へ行ってきました。
戦争について、見て、聞いて、考えてきました。
今から69年前の東京大空襲では一夜にして約10万もの民間人が犠牲となりました。
東京に住んでいても「広島・長崎の原爆のことは知っているけど東京大空襲はあまり知らない」と戦争を知らない若い人たちにとって、直接体験者から話を聞く機会はとても貴重で深い学びができるものでした。
体験者の女性は当時13歳。当時をふりかえり、「何も持たずに火に追われて逃げた。」「焼け野原で何もなくなった。黒こげの馬、炭になった人の死体、全てが悲惨な状態だった。」「戦争があたりまえの社会だった。勉強よりも工場での勤労動員が多かった。中学生でも“お国のために仕事ができる”と、みんなが愛国心を持ってがんばって生きてきた。」そして、「今思えば、いろんなことに何の疑問も持たずにいた。異常なことを異常と思えないことが異常なのね。」「当時は明日ことも考えられなかった。今は明日が考えられる。本当にすばらしいこと。」「自由がある今の世の中、私たちの努力で今の平和を守っていかなければならない。」との話もされました。
資料にあるものを見て回ると、犠牲になった尊い命の重みを感じ、未来にむかっていくためにもしっかりと過去から学ぶ必要がある、と感じた日でした。
私たちは引き続き、学習を深めていきます。
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