ナースの見聞録｜「チーム医療と看護の専門性を問う」シンポジウムを開催しました

2012年12月6日（木）綾瀬プルミエの大会議室をお借りして、東部地域看護シンポジウムを開催しました。

日本赤十字看護大学名誉教授で健和会臨床看護学研究所所長の川嶋みどり先生が「看護の専門性と主体性への問い」との演題で基調講演を行いました。

健和会看護部長の星野陽子は、この間取り組んできた東京都東部地域の病院訪問やアンケート結果から、依然として看護師不足が続いて地域医療が苦戦を強いられていることを報告しました。

シンポジストの一人として、柳原病院の東郷総師長からも「看護師特定能力認証制度」に関する問題提起がありました。

看護の専門性とは何か？

看護師は本来の仕事をしているか？

医師の肩代わりをすることがチーム医療なのか？

考える課題が多く残りましたが、看護師本来の仕事がもつ素晴らしさを改めて認識する機会ともなり、参加した多くの看護師が元気になったシンポジウムでした。

私たちは、シンポジウムで出された意見や要望をまとめ、国や自治体に提言したいと考えています。

また、足立区内の病院の看護部長との交流や共同した取り組みを行い、足立医師会にも働きかけて、医師会と共催で区の後援も得た看護師の就職フェアを実施したいと考えています。

共に輝こう！看護師たち！

詳しくはブログでご覧下さい。