ナースの見聞録｜奨学生　熱中症予防で地域を訪問　

今年も例年同様暑くて長い夏が続いています。屋内でもかなり高温多湿な環境になるため注意が必要です。
みさと健和病院では、地域のお宅を訪問して熱中症予防のポイントを説明する活動を病院スタッフと病院を支える地域の方々の組織「健和友の会」の方と一緒に行なっています。

今 年度は健和会の奨学生である医学生・看護学生も一緒に病院周辺の地域を周り、42件の方々と対話が出来ました。訪問したお宅では「高齢者世帯でエアコンが なくどうしたらよいか・・・」「つい先日救急搬送された」「エアコンをつけないと室内が38度。ずっとエアコンをつけっぱなし」という声も聞かれました。 また、川沿いのお宅では「風通しが良くエアコンは夜だけで大丈夫」、古くからこの地域に住んでいるお宅では「気密性の高いマンションと違い、昔の日本家屋 は夏が凌ぎやすいように作られている」と地域の様子を教えていただいたようです。
授業や実習ではわからない、患者さんの健康に対する意識や生活の中で行なう病気予防を知ることが出来ました。

健和会の奨学生は、毎月集まって技術や知識を身に付ける活動をしています。
学校の授業だけでは物足りない看護学生さん、是非見学に来てくださいね。