ナースの見聞録｜水俣病検診へ行ってきました〜水俣病の被害はまだ終わっていない〜

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水俣病検診へ行ってきました〜水俣病の被害はまだ終わっていない〜

１０月２３日（日）川崎市・ふじさきクリニックで水俣検診を行いました。
看護師３名と、作業療法士１名で参加しました。

水俣病が公式に確認されてから５０年あまり経ちます。健和会が加盟している民医連では、長年、水俣病被害者の治療、検診、相談活動、水俣病認定申請の援助、裁判の支援などを行ってきました。
水俣病で苦しむ方は、まだまだ沢山います。そして、自分が水俣病だと気づかず、今まで原因不明の症状に悩まされている方も沢山います。また、差別や偏見などを恐れ、きちんと調べてこなかった方もいます。
そんな方を一人でも多く、救済するために水俣検診を行っています。
「水俣病救済特別措置法」が2010年5月1日に施行されました。これまで何の救済も無かった人にも、救済の道が開かれ、申請の受付が始まっています。