8月9日に、みさと健和病院と健和友の会では、熱中症予防の地域訪問を行ないました
訪問行動参加者は、友の会の会員さん2名と職員11名。看護部では師長2名、看護学生室からも宮崎が参加しました。
厚生労働省は2010年の熱中症による死者が1718人と過去最多を記録したと発表しました。これまでの最多は2007年の904人ですので、約2倍です。年齢別では65歳以上が全体の約80%。場所別では家の中や庭が45.6%と約半数です。
今年は原発事故の影響で節電が叫ばれていることもあり、昨年以上の患者が出る恐れがあります。
訪問行動参加者は3〜4名ずつ3グループに分かれて、80歳以上の健和友の会会員さん計40名のご自宅を訪問しました。
内容は「安否確認」や「熱中症の予防啓発」と同時に「熱中症死亡を出さない緊急調査」で、家族・住居状況、クーラーの有無、居室の室温、日中のすごし方などを、ご本人や家族の方から聞き取りました。
今回の訪問行動で深刻なケースはありませんでしたが、調査では一戸建てでご家族と同居の方が多数である一方、日中独居や独居の高齢者も数人おり、緊急通報システム事業の活用や地域の声かけなどの関わりが大切だと思われました。
37度を超える猛暑の中での行動でしたが、「心配してくれてありがたい」という声に、報われた気がしました。
この訪問活動は、東京民医連の「全ての事業所で熱中症対策を」「猛暑と節電モードのなか熱中症被害者を出さない取り組みを」の呼び掛けに応えたものです。
住民自らが健康を守る主人公です。
健和会医療の究極の目標は「健康で豊かに暮らし続けていける地域づくり」です。
この活動はまだまだ続きます。
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