コロナ禍　なんでも相談センター

健和会の医療看護を紹介するブロ子です。
今回は千住地域で行われている「千住・柳原医療介護相談センター」を
紹介します。相談センター事務局長の高橋さんにききました。
健和会のワンストップ事業である「千住・柳原医療介護相談センター」が
スタートしてから早2年が経ちました。当初は病院診療所の待合室に席を
設けていましたが、現在はコロナ感染対策として外にでて近所の友の会
事務所前で、毎日行っています。病院を離れたことで、「敷居がひくくなった」
ようで、「何でも気軽に相談できる」と好評で、通りがかりにちょっと寄る
人もいます。事務担当者と看護師の2名で座り、現在は血圧測定や体脂肪測定もしながら相談にのっています。
「何科にかかるのがいいですか？」「今日の血圧は？」という人から
「息子さんの事業がコロナで激減して、国の持続化給付金を利用しようとしたがホームページにある相談窓口の電話はいつかけても繋がらず、仕事にならないから母さん代わりに電話してと言われてやっているけど、私が電話してもつながらない」とそもそも受け付けてもらえないと話してくれる人、また、８８歳の患者さんからは「義姉を亡くしたばかりだが、健和会にはいろいろお世話になりました。私ももう歳なのでいつ逝ってしまうか分からないけど、この相談センターが町中にあるだけでも安心です！」と励まされたりしています。
また草履職人だったというある人は、美空ひばりや島倉千代子舞台用草履をつくっていた、衣装ごとに草履をつくったと教えてくれました。健診の結果で明日入院だとのこと、血圧を測りました。様々な人生に触れることもあるそうです。

現在はちょうど紅葉も見事なので、近くの「千草園」で落ち葉を拾って来て「しおり」を
作ってプレゼントしています。
電話帳に挟んで乾燥させて、伊予和紙のＢ面に相談センターのフリーダイヤルを印刷して短冊型に切り取り、ラミネーターで加工して、リボンを結んで完成！これが患者さんからも大好評で、現在、第２弾も作成中です。
これを知ったお向かいの奥さんは、今年は葉っぱがとてもきれいだからと集めて持ってきてくれました。こんな交流もうれしいです。
フリーダイアルは24時間対応です。地域の方に頼りにされるよう今後も寒さに負けず続けていきたいと高橋さんでした。