2024.04.17
こんにちは、健和会の活動を紹介していますブロ子です
今回は、健和会看護部で行われた管理職向けマネージメントラダー研修に
ついて報告です。
健和会看護部では、2022年度に健和会マネジメントラダーを作成し、その定着・推進のため、管理師長運営会議の下部組織としてマネジメントラダー委員会を立上げました。委員会活動の一つに、看護管理者のマネジメント能力向上のための研修企画・運営を位置づけ、その第1回目を3月9日(土)に開催しました。
テーマを練るなかで「主任や師長のなかに、自身を管理者だと思っていない人がいる。管理者とは誰を指すのか、その役割とは何かを知ってもらうことから始めたらどうだろうか。」という意見があがり、研修対象をマネジメントラダーⅠレベルの主任とし、研修目的を「看護管理者としての自覚や心構えを学び、自部署運営における自身の役割を再構築することができる」としました。講師を加藤好江副統括看護部長にお願いし、『看護管理者とは何か、看護管理者の役割とは』のテーマで、ご自身の経験も踏まえて、これからの健和会看護部を担う主任さん達
への期待を込めた熱いメッセージを語って頂きました。
いつも凛として堂々と看護部を率いる姿しか知らない参加者にとって、トップリーダーとしての苦悩や覚悟を聴くことができたことは、とても刺激になったと思います。また、「ヒト」「モノ」「カネ」「情報」「時間」5つの資源管理のなかで「病棟師長の財産はいくらか?」と投げかけられ、年収約500万円の部下が20人いたとして、約1億円の資源を病院から預かっているという話にはどよめきが起こりました。この話から、もっとスタッフを大事にしようと思ったという感想が多く聞かれました。さらに、「ヒト」のマネジメントには自身の性格・傾向を知っておくとよいことから、タイプ診断テストもいくつか紹介して頂き、自身を振り返る機会にもなりました
「管理職」は職位であり「看護管理者」とは役割であること、「リーダー」は管理者を指し「リーダーシップ」とは全ての職員が考え取り組むことで“対人関係スキル”であることなど、普段なんとなく使っている言葉を整理して頂きました。リーダーの覚悟が集団の態度・行動を変えること、リーダー自身が自分を大切にし“自己満足力”を高めないと元気な職場はつくれないこと、承認欲求との向き合い方など、リーダーに期待する役割やその心構えも教えて頂きました。業務をスタッフへ移譲する時は「責任は私がとる」と伝え、権限と責任をきちんと与えてやってもらうという話では、みんなが大きく頷き、自分もスタッフにそのように接していきたいとの感想が述べられました。動機づけ理論や目標管理などの理論だけでなく、民医連看護の継承者としての役割など幅広くに亘って話をして頂き、1時間とは思えない膨大なヒントがギッシリと詰まった講義でした。最後に、舞台アナスタシアのリリーのセリフ「人生は楽しまなくちゃ」と羽生義治名人やニーチェの名言を伝授し締めくくって頂きました。看護管理者として新たな覚悟と決意を持った主任さん達の心に響き渡ったのではないかと思います。
健和会看護部では、今後も定期的にこのようなマネジメント研修を開催し、困難に負けない、モチベーションの高い看護管理者集団を育成していきたいと考えています。この活動が看護職員だけでなく、法人全体を元気すると信じて。
主任さんたち元気になったようですね。
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