看護部ブログ|新人看護師研修を学会報告☆看護教育@岩手(看護部教育委員会)
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2012.09.13
こんにちは。健和会看護部教育委員会です。
健和会は中小病院を有する民間の医療法人ですが、その看護師教育は、ひょっとしたら都心部の有名な大病院よりもきめ細かく、イイ線いってるかもしれません。
毎年20〜30人前後の新人看護師をお迎えしているのですが、バッチリ1ヶ月は集合研修で基礎的な技術を身につけて頂きます。
その中でも目玉(?)がシミュレーション研修
。実際の患者さんを想定して、制限時間内に決められた医療処置や看護ケアを行なうという超実践的な研修ですが、健和会のは色んな意味で、他病院の追随を許さない充実したプログラムなのであります。
↓2009年から導入↓
あーっ!患者さんがまさかの転倒!(予定外のトラブル、というシミュレーション)
この時、足浴用バケツを抱えて、転んだ患者(役の新人)をまたいで行った伝説のHY看護師も、今では立派なプリセプター(^▽^)。 職場を支える人財へと成長しています。
集合研修は、みさと健和病院と柳原病院、柳原リハビリテーション病院、透析クリニックなど、健和会採用の新人看護師合同で行なっています。
改善に改善を重ねて4年目を迎えたシミュレーション研修
9月5〜6日開催された日本看護学会−看護教育−学術集会☆IN岩手・盛岡県民会館☆で報告してきました。
この度柳原病院の総師長となりました東郷さんと、看護部教育委員長で臨床看護学研究所の伊藤さん、そしてなぜかブロ子の3人で出張。
報告は示説−ポスターセッション−
1枚1枚ペタペタ貼り付けてる発表者も多い中で、ロール状に1枚ピラリ〜と張るだけの健和会。あっという間に準備完了。
フロアー担当者さんに撮って頂きました。(ブロ子の正体は企業秘密。腕が太い。)
このポスター、素晴らしく出来栄えが良くて、もちろん内容も良し。
「すごくわかりやすいですね。参考に撮らせて下さい。」
…と撮影していく方もいらっしゃいました。
開演時間となり、私どもの前には黒山の人だかり・・・というか、なぜか黒山が片寄っていますが・・・。
あーですか?こーですか?と次々くる質問に一生懸命回答する東郷総師長。
Q:どの時期にやっているんですか?
Q:事前研修はあるのですか?
Q:担当者はどのように何人入っているんですか?
すみませんね〜。今回の報告は「シミュレーション研修が新人看護師のリアリティショック軽減に効果があった」ことに焦点を当てているので、研修の内容そのものはかなり省略しちゃってるんです。詳しくお知りになりたい方は、別途ご連絡くださいね。
そう言えば、
「リアリティショックって何ですか?」
・・・という質問が看護学生さんから出ましたね。可愛いですね学生さん。
もうすぐ現場デビューですね・・・なければいいですね、リアリティショック。
一生懸命聞いている学生さん達。
対話の中で
「プログラムを作成できること自体がすごい。」
「7:1ですか?担当者と新人を研修に出しても7:1が維持できるなんてすごい!」
そういう声も聞きました。
そうかー。健和会は歴史的に看護師教育を大事にしていて、これだけのボリュームを費やすことも「当たり前」になっているけれど、社会一般では決して当たり前のことではないんですね。
ああ、ありがたやありがたや。←誰に対してかわからないけど。
健和会ではシミュレーション研修を取り入れてから、新人看護師の現場適応がスムースになりました。これは職場のスタッフからも評価されています。
↑参考までに↑
大変でしょうけれど、できることなら多くの病院で、ぜひ新人研修に取り入れてほしいですね。
いろんな看護学校・看護大学、いろんな病院やいろんな施設、沢山の報告を見て聴いて、全国で沢山の看護師が頑張っているんだとわかりました。
何かと大変な毎日ですが、皆さん元気でがんばりましょう!
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