看護部ブログ|究極のリハビリテーション〜七夕のつどい第二部(柳原リハビリテーション病院)
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2012.08.15
早いもので8月もお盆を過ぎ、今年もふるさとや行楽地で過ごした方々の帰省ラッシュがピークを迎えました(ニュースですか?)。
こんにちは、東京都足立区柳原1丁目にある柳原リハビリテーション病院
です。今さら七夕でもないですけど、諸般の事情により七夕のつどいをブログでお届けしています(ブロ子のサボリという事情)。
前回は、中高年の皆様が泣いて喜ぶ水戸黄門劇の、アッハーン
な様子をお届けしました。
本日のブログは、この七夕のつどいのメインイベント(そう、これからがメインなのよ)
「闘病体験を語る」 の話題から始まります。
回復期リハ病棟のTH師長とブロ子のコラボでお届けします!
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七夕のつどいのメインイベント「闘病体験を語る」コーナー
インタビューアーは担当セラピストのお二人。そして笑顔で戸惑い気味のT夫妻が登場。
Tさんは4年前、循環器・脳血管・消化器疾患を次々に発病。いずれも生死をさまよい、最初の発病から8ヶ月を経て在宅調整目的で当院3階病棟へ入院されました。
気管切開(※注1)と胃ろう(※注2)のある状態でした。
その後の回復は目覚ましく、気管切開と胃瘻から脱却。外来通院とリハビリを重ね、現在は都の障害者スポーツセンターでテニスやノルディックウオーキングを楽しむ日々です。
※1気管切開:のどに穴をあけ、専用の管をを気管に入れて呼吸を助けること
※2胃ろう:口から栄養が取れない場合、腹部から胃に穴をあけ栄養を取ること。
闘病の経過を語り終えた奥様が「幸せな縁を結んでいただいたなあと。病気の前と同じように、同じくらいに元気になりました」とステキなひと言。
道に迷ったり、服の前後がわからない障害も、糸で印をつけるなどの工夫で克服したそうです。
インタビューアーの一問一答で「入院して励みになったことは?」という質問に
「職員の笑顔です。テーブルで一緒になったほかの患者さんと話しをするのが、楽しみでした」と答えるTさん。見守る奥様。
終始ほのぼのとした雰囲気の中に、ここまでの道のりをともに乗り越えてきた同志であるスタッフが、感慨深く見つめているのが印象的でした。
七夕のつどいに来て下さる「卒業生」の姿とそのお話は、入院中の皆さんにとって未来への希望になるのです。
職員にとっても、仕事のやりがいを実感させて頂ける機会になります。Tさんと奥様、本当にありがとうございました。
イベントの最後は恒例「ロックソーラン」で会場が一体となって大盛り上がり!!
(久々フィーバーという言葉を思い出しました。)←TH師長、ブロ子と同年代
↓↓こ、このひと誰だ!↓↓ ・・・まさか?まさかの、織姫かーっ!!
織姫も踊る踊る 手拍子足拍子 フィーバー!フィーバー!
最後決まった! やんややんやの拍手喝采の中で、くるくる踊る織姫と彦星!
会場はもう興奮のるつぼ。皆さん血圧は大丈夫ですかあーーーーー!!!!
思わず立ち上がる方も!(まわりはびっくり〜) 躍動と感動をありがとうーーー
「闘病体験」をきいて希望と元気を頂いた後に、職員の踊りに感激して立つはずのない方もうっかり(?)立ちあがっちゃう!
これって究極のリハビリテ―ション??
終わったように見えて、ここでは終わらないのが七夕のつどい。再会を楽しみにしてきた参加者で、おしゃべりの輪が広がります。記念撮影のラッシュです。
笑顔、笑顔、涙、涙、笑顔・・・
職員も休職・異動・退職された方まで集まって再会を喜んでいました。
雨の中、タクシーに乗っていつまでもいつまでも手を振っていた皆さんの姿に、胸が熱くなりました。
名残惜しいけれど、また来年会いましょう。
やまない雨はない。明けない夜はない。
試練を糧に「生きていく力を取り戻す」病院。それが私たちの職場、柳原リハビリテーション病院
です。
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