2012.03.29
日に日に春めいて、沿道の梅の木はもう満開な東京都足立区にある柳原リハビリテーション病院です。(*´・▽・)ノこんにちは!
みなさんノーリフトって聞いたことありますか?(・_・?)はて?
「そうなのよ〜、うちの病院にはリフトがないの。だからノーリフト。」
っていうのとは真逆な意味ですノーリフト。
リフトがない=人力で持ち上げる(リフトする)=介護者が腰を痛める。
ってことにならないようにするのがノーリフト。正確にはNO Lifting ですかね。
持ち上げない! それがノーリフトなんですよ〜。NO!
っていうことで、先日同じ東京民医連所属の中野○○病院から、患者さんをリフトせずに移動する方法の一つスライド=滑らせるをご見学に、4名の看護師さん達がいらっしゃいました。
まずは総師長の末吉からご説明そして院内案内。
柳原リハ病院も、全職員がきっちりノーリフト出来ているわけではありません。組織的に取り組み、定着させ、維持する・・・それって大変なのね〜とは、両者のしみじみした話を脇で聞いていたブロ子の感想です。
柳原リハビリテーション病院は、当初から天井走行リフトをつけています。
それが↓こちら
これに吊り具をつけて使います。 こんな感じ↑(2011年8月15日のブログより)
こちらは↓スライディングボード。健和会ではなじみの深い一品です。詳しい取り扱いは別室へご案内。
講師は皮膚排泄ケア認定看護師のIMさん。IMさんは以前、健和会補助器具センターのスタッフをしていた時期もあり、体位変換やポジショニングや補助器具の取扱いに関してはプロフェッショナル。
ベッドの上に並べられたのは滑らせる道具の数々。種類もですが色もカラフルで、文字通り色々あるものですね〜。
IMナースが様々な物品の用途や特徴や値段など、説明しながら引き込み方・滑らせ方をデモンストレーション。
本日モデルとしてベッド上で滑って下さるのは介護福祉士のイケメンK君。
患者さん・利用者さんの力を生かす方法も伝授。
ワンダフルでビューティフルな技術が展開されていきます。
すばらしい
実際にやってみれば良くわかるので、自分でも体験してみる。
「あ〜これは、腰が痛くて寝ている人にいいわ〜」
ひょっとしてあなたも腰痛持ちですか?ってくらい、実感のこもった感想が聞かれます。
いよいよ先ほど総師長が手に持っていた黒い板の登場。これが優れモノの滑るボード。
総師長自らがモデルになります。
ああっ!総師長大丈夫ですかっ!?
まるで王子様に抱きかかえられるお姫様状態の総師長。このように前傾姿勢をとって頂くのがコツ。その他2〜3のちょっとしたコツを覚えるだけで、スルッ!ツルッ!と移動完了。
「すごいよね〜」(≧∀≦)
「ノーリフトだもんね〜」o(^▽^)o
感嘆することしきりな見学者さん達でした。
最後に、IMさんから具体的な資料をプレゼントされた見学者さん達。次なる研修方法の相談をして帰られました。
前にも書きましたが、柳原リハビリテーション病院もノーリフトが徹底されているわけではありません。また、滑らせる以外のノーリフトの方法も沢山あります。
患者さん・利用者さんにも安全・安心で、職員にも負担のないノーリフトを実践できるように、全国でノーリフト運動が盛り上がって行くといいですね!
中野○○病院の皆さん、一緒に学んで活動していきましょう。
これからもよろしくお願いします! v(^▽^)v また来てね!
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