看護部ブログ|RST呼吸サポートチーム活動に密着!(みさと健和病院)
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2012.01.12
2012年のブログ初めであります。
こんにちは!みさと健和病院です。
今年も地域の皆様と共に、健康で心豊かな暮しに向けて、全力で頑張って行きたいと思います。地域の皆様のご支援あってのみさと健和病院です。ぜひ友の会にご入会下さい!年会費500円です。
さて、今年のブログ第1号はRST=呼吸サポートチームの活動です。
ここはICU(集中治療部)のカンファレンスルーム。
毎週木曜日の午前中にRSTメンバーが集結!院内で呼吸器を装着している患者さんについてカンファレンスをします。
電子カルテのデータやレントゲン・CTなどの画像を写し出しながら、日頃患者さんに接している各自が、その専門職の視点から意見を出し合って行きます。
脳みそに血流MAX流れる感じの深い討論が繰り広げられており、患者さんの為のカンファレンスですが、こんなに勉強になる場があるのかっ!!というのが取材しての感想です。
「…ということは、呼吸停止してからも脳血流は一定保たれていた可能性がある。積極的モードで行かなきゃいけないケースだよ。」
「持続栄養から間欠栄養にもっていく基準はあるの?」
…など、真剣な討論の中でふと
K医師「あれ?M先生髪切った?」
M医師「ええ…2週間くらい前ですけど…」
゚・:*。・◆・。*:・゚ははは(´∀`)ははは(´∀`)ははは(´∀`)ははぱ・:*。・◆・。*:・゚
…など、心と脳にフレッシュな酸素を送り込むことを忘れない、ステキなK医師です。
「CO2を貯めない為にはfat(脂肪分投与)が必要だけれど、一方で膵炎があるから…」
と、煮詰まった所に管理栄養士さんから段階的な栄養投与の提案が。
「それの方が科学的ですね!」
「良い意見をありがとうございます!」
専門職がチームで連携する意義がすごく伝わるやり取りでした。
カンファレンスの後休憩をはさんで、ICUの患者さんから回診に回ります。
現在進行形の状態がICUのナースから報告され、医師主導ではありますが、皆で考えて方向性を決めて行きます。
ICUの後は病棟を回ります。
こちらの患者さんには娘さんが付き添っており、それはそれは患者さんを大切に、熱心に看病しています。(了解を得て写真を撮らせて頂きました)
病室の壁には、ご家族が手書きしたことわざが一面に貼り出されていました。
これらを読みあげることが筋肉を鍛え、嚥下や呼吸の改善につながるとご家族は考えて取り組んでいるのです。
これは素晴らしいですねー。
チーム医療は患者さんが主人公。そしてご家族もまたチームの一員なのですね。
みさと健和病院には、医療を支える沢山のチーム活動がありますが、RSTもその1つとして 縁の下の力もち あるいは 鬼に金棒 そんな感じで力強く活動しているのでした。
回診の後は引き続いてランチョンセミナーを開催。その様子は昨年5月のブログでご覧ください。
以上、みさと健和病院のRST活動をご紹介しました。
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