看護部ブログ|☆タクティールケアはじめました☆(柳原リハビリテーション病院)
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2011.12.26
柳原リハビリテーション病院のブログ担当ブロ子です。こんにちは。
皆様、クリスマスはいかがお過ごしでしたか?
柳原リハビリテーション病院2階回復期リハ病棟は、
…とか
超クリスマスバージョン
!名残惜しいわ〜クリスマス〜。
さて、今日の話題はこちら↓↓
患者さんの手を包み込んで何をしているかと?
それはタクティールケアです。
ブロ子も先日NHKテレビで、認知症の方にこのケアをすることで、様々な症状が改善するという内容の番組を見ましたが…。対象は認知症の方だけでなく、ケアの内容もその効果も、奥が深〜いものなんですね。
タクティールケアとは
「タ クティール」という言葉は、「触れる」という意味を持つラテン語の「タクティリス(taktilis)」に由来するそうで、相手の身体に柔らかく包み込む ように触れるケアを言うそうです。肌と肌とのコミュニケーションを通して、相手の不安な感情を取り除いたり、痛みを和らげたりする効果があるそうです。
安心感をもたらしたり、鎮痛効果もあるとされています。
さて、実施しているのはリハ病院のN主任看護師さん。
Nさんは健和会臨床看護学研究所の公開卒後研修に参加し、タクティールケアの研修を終了したという認定をもらいました。
意識障害のある患者さんへ、タクティールケアを計画し、本日2日目です。
タクティールケアはマッサージではなく「触れる」こと。ですが、そーっと触れているだけでも無く、指先を押したり刺激したりすることで、自分の指を認識してもらうなどの目的をもったケアでもあります。
「お互いがリラックスした状態で行うことが大事なんです。ケアする方もまた、リラックスして癒されるような。」とN主任。ですが、ブロ子が周りをチョロチョロして写真撮ってるんじゃ、リラックスもありませんな(すみません)。
なおかつ修行中の身のN主任。自家製のアンチョコを見ながらの実施であります。
そのような環境での実施でありますが、最初は口元をへの字にして硬い表情だった患者さんのAさん、しばらくすると、口をパカッと開いて寝入ってしまいました。
リラックスしちゃったんでしょうねー。見ているだけでも気持ちよさそうだものー。
「両手両足だけじゃなくて、背中のケアもあるんですよ。時間や患者さんの状態で、Aさんは片手10分ずつ、両手で20分のケアをしています。
先日夜勤で落ち着かない患者さんに背中のケアをしたら、30分〜1時間位でしたが眠れたんです。ケアの効果かどうかわかりませんが。就寝前にできると良いのでしょうけどね。」
最後は両手をタオルで包み込んでそっと押さえる。
「今までの状態を継続するように。“はい終わり”とかしないんです。」
心身ともにリラックスして沈静した状態を維持するようにするそうです。
このブログでどの程度ケアの中味をご紹介できたかどうかわかりませんが(ほとんど紹介できていないかもしれませんが…)、患者さんの内面に働きかけるケアは、看護師として是非やってみたい事の一つですよね。
色々な意味で癒されて、毎日が楽しい柳原リハビリテーション病院。
スタッフの皆が一年中サンタクロースみたいです。
いつだってクリスマス
?柳原リハビリテーション病院へ、皆さん是非いらしてみてね。(^▽^)
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