看護部ブログ|≪大震災≫足湯隊が行く!☆柳原リハビリテーション病院
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2011.03.27
東日本大震災発生からちょうど2週間となる3月25日。
長引く避難所生活を送っている皆様の元へ、「足湯隊」が派遣されました。
柳原リハビリテーション病院の理学療法士、SEさんも足湯隊の隊員の一人です。
出向いたのは宮城県のとある小学校体育館。
SEさんの後ろ姿。何か書いています。
健和会では震災直後から継続して支援班を被災地へ派遣し、現地の災害拠点病院の医療チームの一員として、院内診療支援や避難所回りや地域巡回などをお手伝いしています。
SEさんは第3班の一員として23日に被災地入りし、2日間避難所で医療班の一員として活動してきました。
大災害の後、被災地の状況は時々刻々と変化しています。
救出救命中心の時期は過ぎて、今は日常生活を健康に送ることへの支援が必要な時期に入ってきました。
SEさんも一日目は医師の診療補助や簡単なマッサージなど行なっていましたが、こんな時期だから「足湯」をやろうということになり、2日目は全国から集まった支援者からなる「足湯隊」が結成され、SEさんはその一員に任命されたというわけです。
2階から見た避難所全体。
右下赤○部分が「足湯」スペース。中央左黄色○は医師が診療中、右緑○では看護師が活動しています。
足湯コーナーです。
盛況で順番待ちです。ちなみに、下に敷いているブルーシートは健和会が持参したものです。でも差し上げました。こういう時(だけ)はケチケチしません。
避難所で会ったお年寄りは、手洗いも十分にできない中で、手荒れに悩む方も多いそうです。
手と足を洗ったら、クリームでお手入れしましょう。
もちろん差し上げてきました。
前回参加した訪問看護師さんから、「クリームが必要」と引き継ぎされたので、忘れずに持って行きました。よかったよかった。
今回の震災で、子どもたちは心に大きな傷を負っています。さまざまな症状を見せる子どもも多く、避難所回りのスタッフは事前にレクチャーを受けてきました。
足湯をしていると、大人も子どもも被災した時の状況や、避難所生活の様子、今の気持ち、これからの展望、いろいろお話してくれます。
感染予防も循環改善も足湯の効果としてはありますが、「心のケア」に、足湯は最適かもしれませんね。
「とても喜んでもらいました」とSEさん。
心も体も温める「足湯」
まさしく柳原リハビリテーション病院の「生きてゆく力をとりもどすリハビリテーション」そのものですね。
何のインタビューで、どこで記事になるんですか??
気になるブロ子です。
今回被災された皆様の、一日も早い生活と心のご回復をお祈りしています。
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