看護部ブログ|看護大学生のびのび実習中!(柳原病院)
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2011.09.16
こんにちは!柳原病院です。
今週から来週にかけて、N看護大学の学生さんが臨地実習に来ています。
学生Oさんと患者さんのHさん。お二人に許可を頂いて撮影しました。
柳原病院でN看護大学の臨地実習を受け入れるようになってから、今年で4年目となりました。早いものです。
今回は3階病棟に4名、4階病棟に4名、計8名の学生さんが来ています。
看護師になるには、沢山の知識や技術を身につける必要がありますが、大切なのは、それを患者さんに適用させていくことです。
誰ひとりとして同じ人間はいませんから、病気や治療が「その人」に与える影響を理解し、「その人」が体も心も安楽に、希望を持って生きていけるために何をしたら良いか考えるのは、とても難しいことです。
考えるだけではなくて、実際にシーツを整えたり体を拭いたり洗髪をしたり。血圧を測ったり採血をしたり薬を投与したり。説明したり健康教育をしたり。
それらを患者さんにとって苦痛なく適切に、しかも自立と回復を目指して行なう。その練習、それが臨地実習です。(もっとあるんですけど、ブロ子の力ではこの程度の説明しかできず)
だから、実習中は睡眠時間が2〜3時間とか。学生さんは頭も心もいっぱいいっぱいです。
ブロ子(看護師、いちおう)の学生時代なんぞ、それこそ全く余裕なしで、パ○ツ替えるの忘れて実習に行ったこともあります。(その後同級生から「今日はパ○ツ替えて来た?」と聞かれるようになりました。)
さて、学生を目いっぱい育てようと、厳しく教育する実習病院(および看護師)も少なくありません。アメとムチどころか、ムチ・ムチ・ムチなんてこともあります(痛そうだ)。
でもね、厳しけりゃ育つってもんじゃないんですよー。
こちらをご覧ください。
あら?なんだか逆ですねー
「学生の学びが看護師を育てる」?
これは今年6月に、こちらの雑誌に掲載されたものです。
この記事を書いたのは、柳原病院3階病棟のY師長です。
今日のY師長。総師長から何やら教わっているのでしょうか?
Y師長が学生実習担当者だった時、学生実習を受け入れるにあたり、スタッフにアンケートを取りました。
実習の沢山の辛かった体験や、いくつかのうれしかった体験を聞き取れました。
こんなに辛い体験を学生にさせてはいけない。
学生ができるだけ嫌な思いをせず、のびのびと学べる実習にしよう。そして
「良い病院で実習できた。将来こんな病院で働きたい。」
と思っていただけるように受け入れよう。
そのようにスタッフと意思統一しました。
柳原病院での実習を終えて、学生たちは
「こんなに実習が楽しかったのははじめてだった」
「こんな病院で働きたい」
・・・そのような感想を返してくれます。
様子を見に来た学生担当のG看護師と、笑顔の学生さん。
の びのびした環境だと、学生はわからないことをきちんと聞けたり、患者さんの情報を何でも伝達できたり、患者さんにとって良いことは提案できます。厳しいだ けの環境では、学生は力を発揮できないんですね。チームの一員として学生を尊重し、学生の立てた計画を一緒に実施することで、看護師たちもまた沢山の学び を得ているんです。
「学生が目指しているのは看護師であり、まさに私たち自身であること、私たちを見てやっぱり看護師になりたいと思ってもらえるように、生き生きと働くこと、それが一番大切で見せなければならない姿ではないかと思います。」
Y師長が書いているその部分に、ブロ子は熱く胸を打たれました。
そうだ、それこそが「教育」じゃないのか?
そうです、看護は楽しい仕事なのです。
どうぞ学生さん達、柳原病院で、生き生き働く先輩の姿を見て行ってね。
そしてこの先、つまづいたり、道に迷ったりしたときは、その姿を思い出してね。
実習の成果か、今年度はN看護大学から新卒の看護師が健和会に入職してきました。
これからも、多くの学生が、一緒に働く仲間に加わってくれたらとても嬉しい。
その日を夢見る私たちです。
健和会には、東京・埼玉の病院・クリニック・訪問看護ステーション・介護施設など看護を学べるたくさんの施設があります。
また、看護師を目指す高校生や看護学生、キャリアアップを目指す看護師の方々に向けて日々の活動や取り組みを発信しています。
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